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”怒り”がおさまらないときは…

【このブログは、つなサポ相談員として2021年1月14日に書いたものを再掲しています】


彦根市男女共同参画センターウィズの窓口に貼ってある、日めくりカレンダー。

「今日はどんなことが書いてあるのだろう?」と、密かに楽しみにしています。


今日は、“怒り”について書いてありました。


怒りが治まらなくてつらい時、相手への仕返しを考えるより、傷ついた自分の心を手当てしよう


”怒り“ってなかなか治まらないですよね、、

昔、自分の子どもが小さかった頃、子どものすることに対して“怒り”が込み上げ、怒ってしまっていたことを思い出します。


自分は子どもを怒りたくないと思っているのに、一度“怒り”が込み上げたら、怒りきるまで子どもを怒らないと自分の気持ちが治まらなかったのです。


そして、怒りきった後に、「またやってしまった、、と自己嫌悪に陥る、、」の繰り返しでした。


当時は、「子どもが私を怒らせるようなことをした」と思い、「だから私は怒っているんだ」と思っていたのですが、ある時にそうでないことに気が付きました。


“怒り”の背後には、「本当はこんな風にしてほしかった。でもそうじゃなかった。わかってもらえなくて悲しい」というような、相手に対して自分が期待したことがかなわなかった落胆の気持ちが隠れていたりするのです。


また、自己防衛の“怒り”というのもあるように思います。

“怒り”が込み上げている時は、”怒り”という不快な感情にどうしてもクローズアップしてしまうので、なかなかその背後にある気持ちにまで目が向かなかったりするものですが、ぜひ一度、“怒り”が込み上げてきたときのことを思い出してみてください。


“怒り”の気持ちではなく”怒り”の背後にある自分の気持ちを相手に伝えられるようになるといいですね。


そして、“怒り”が込み上げた時に私が意識していることをちょっとご紹介。

キーワードは

「おやそうだったのかい」と

「気持ちの余裕」


「おやそうだったのかい」は、ある絵本に出てくるおばあさんの言葉なのですが、スルーする力につながるものだと思っています。


そして、「気持ちの余裕」は皆さんも実感されていることでしょう。

たとえば、子どもが同じことをしていても、怒ってしまうときと怒らないときがありますよね。自分に気持ちの余裕があれば、同じことをしていても気にならなかったりするものです。


気にならないときは目の前で起こっている、自分にとって好ましくない状況の時でも「おやそうだったのかい」と流せてしまっているということなのです。


「気持ちの余裕」を持つためには、ぜひ自分が満たされる時間を毎日ほんのちょっとでもいいので持つように意識してもらうといいかなと思います。


朝、ほんの5分ほどゆっくりと白湯を飲む とか お風呂上りに5分ほどストレッチをするとか…

ポイントは、「こんな些細なことをしても何も変わらないよね?」と思ってしまうくらい些細なことを毎日することです。

ただし、ちょっと気分がよくなることに限ります。


ぜひ些細なことを積み重ねてその変化を感じてみてください。

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